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Hideaki-Blog  ·  2026/01/31

強いリーダーシップと「独裁」の境界線

こんにちは、管理人のHideakiです。

大学一年の秋にSLSAJの福祉部の部長に就任して以来、今日までライフセービングの活動では何かしらのリーダーを務めています。

L-SHIPでは、ひとり社長ですが、リーダーではあります。

一人のリーダーとして組織を動かしていると、ふと考えることがあります。それは、「強いリーダーシップ」と「独裁」の違いはどこにあるのか、ということです。

特に20代中盤から40代の、現場でリーダーを任され始めた皆さんの中には、そのバランスに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。


「決断」することと、「押し付ける」ことの違い

強いリーダーシップとは、荒れた海をパドルボードやサーフスキーで漕ぎ渡るようなものです。

目の前に高い波や潮目が迫ったとき、「こっちへ進むぞ!」と明確な進路を示し、全力で漕ぎ出す。この「決断の速さと責任感」こそが、強いリーダーシップの本質だと私は考えています。

私がリーダー教育をするときには、この「決断と責任」についての話を必ずしています。

一方で、「独裁」とは、周囲の状況や仲間の声を無視して、自分の都合だけで進路を決めてしまうことです。

• リーダーシップ: 目的(ゴール)を共有し、そこへ向かうための「納得感」を作る。

• 独裁: 恐怖や強制によって、思考を停止させ、ただ「従順さ」を求める。

大まかに比較を書き出すとこんな感じでしょうか。

似ているようでいて、その根底にあるのは「相手へのリスペクト」があるかないかという、決定的な違いです。


パドリングが教えてくれた「調和」の力

私は37年間、マリブボードや12フィートボード、サーフスキーで海を漕いできました。海は、非力な人間である私などの力だけでねじ伏せようとしても、決して思い通りにはなりません。波や潮や風の動きを読み、ボードやサーフスキーと一体化して初めて、目的地にたどり着くことができます。

一人社長の会社であっても、取引先やお客様、そして社会という大きな「流れ」の中に私たちはいます。協会やクラブ・チームでも同様です。

自分の考えを押し通す「独裁」的なやり方では、いつかどこかで無理が生じ、流れに押し戻されてしまいます。

強いリーダーとは、自分一人が強いのではなく、「周囲の力を最大限に引き出し、一つの方向へ束ねる力」を持っている人なのだと、海の上で教えられました。

メンバーに信頼してもらっていなければ、一つの方向に束ねることは難しいです。その信頼を得るためにも、相手へのリスペクトが欠かせないわけですね。

時には、意見が拮抗している幾つかの選択肢から選ばなくてはならないときに、このリスペクトから返戻された信頼を下敷きにして、苦渋の選択や英断を下す場面にも直面します。

だからこそリスペクトありき、なんです。

55歳の今、思うこと

若い頃は、ぐいぐい引っ張ることが強さだと思っていました。しかし、40代半ばを過ぎた頃から、本当の強さとは「聴く力」と「任せる勇気」を伴ったものだと感じています。

自分の決断に責任を持ちつつも、仲間の声に耳を傾け、変化に柔軟であること。時には、当初の持論を変えることも厭わない。

それは決して弱さではなく、目的地に確実に到達するための、最も賢明で「強い」パドリングのスタイルなのです。

皆さんは、今の自分のスタイルをどう感じていますか?

もし「少し強引になりすぎているかな」と不安になったら、一度立ち止まって、周囲の「波」を見てみてください。

「決断と責任」をキーワードにして、いろいろ思案するのもおすすめします。


私は、これからの残りの人生で、自分の経験や想いを伝えることをしていきたいので、そのためには、「信頼されるリーダーであること/あったこと」が必要だと思っています。

だから日々、自分自身のパドル捌きを磨き続けていきたいと思っています。


国のリーダーたちはどうなのか

来たる総選挙の投票先を考えていて、政治について読み聞きしてるうちに、リーダーシップと独裁について思い至ったので、思うところを書いてみました。

政治家や閣僚はどうなんでしょうか。大きな政治課題が幾つもありますね。
私のような小さな単位のリーダーとは比較にならないですが、私なりの基準で、独裁にならないように自省できるリーダーになりそうな人や政党に投票したいと思います。
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