近畿百景 第1位の舞鶴湾を漕ぐ!

舞鶴湾パドリングチャレンジ2019_記念撮影_スタート前1
記録会に参加されたみなさん

京都初のオーシャンパドリングイベント


去る11月3日、京都・舞鶴市で開催された「舞鶴湾パドリングチャレンジ2019」に参加してきました。

日本海側でも入り江の深い一番奥になっている舞鶴湾をゲレンデにした、サーフスキー、シーカヤック、SUP(スタンドアップパドルボード)のロングパドルの記録会です。

友人の、京都ライフセービング協会の理事長を務める山本さんから、いつも舞鶴湾でサーフスキーを漕いでいることを聞いていました。とても景色が良く、気持ちよく漕げる海域なんだと。

「そんなに良い場所なんだったら、レースを企画したらいいじゃん」と何度か彼に話していました。

今年別件で彼と話が盛り上がっていたときに、このイベントの開催に話題が発展しました。

それから数か月、多忙な彼がイベント開催を決断してくれました。

想像以上に素晴らしい海域


舞鶴湾パドリングチャレンジ2019_記念撮影_スタート前2
スタート前に、はいチーズ

これまで知り合いたいと思っていた玉木くんと会えて、話と酒量が増えて1時まで盛り上がった前夜祭の酔いが少し残る中、サーフスキーや装備の準備をしていざ水面へ。

隣の画像をご覧頂いて分かるように、舞鶴湾は山に囲まれています。スタート/ゴール地点の舞鶴市立漕艇センター前ですでに、この海と山のコラボです。とても気持ち良い空気が満ち満ちていました。ここでこんなに清々しいということは、コースに漕ぎ出したらどうなるんだろうとワクワクしていました。

コースは20kmのロングコースと10kmのミドルコースの2つが用意されていました。僕はロングコースにエントリー。漕艇センター前からスタートして一気に北上して湾を反時計回りに漕ぎ進んで、漕艇センター前に戻ってくる設定でした。
20kmは、パドルレースとしては結構長い設定です。記録会としてもなかなかハードかも、と思っていました。

こんなにあっという間に過ぎていった20kmは初めて


最近、練習仲間のアドバイスで心拍を計測しながら、最大心拍の70%くらいで長い時間漕ぎ続ける練習をしています。3か月くらいこれを続けると体力のベースが底上げできる(?)らしく、アドバイスを真に受けてコツコツやってきました。それを始めてから1か月経ちました。元々ダラダラと多摩川で漕ぐスタイルの僕ですので、通常通りといえばそのままですが、脈を上がったり下がったりさせないで一定に保ちながら、というのは初めてかも知れません。記録会では、心拍の計測モニタは見ないで体感で脈を上げ過ぎないようにして、スピードを一定に保つことをテーマにしていました。
飛び出してしまい脈を上げ過ぎないようにゆっくりスタートしました。そこから焦らずに、先行する選手と景色を見ながら漕ぎ進みました。
やはり湾のどこもかしこも幾つかの山に囲まれていて、コースはどこまでも目に優しい緑に包まれていました。気づいたら中間点の蛇島(?)にたどり着いていました。10kmがあっという間でした。なんか、空と山と海が溶け合ったような不思議な空間があって、そこに包み込まれたような感慨とでも言うのでしょうか。タンカーが残した曳波の余韻や、潮目でできた小さなうねりを追いかけてみたりしながら、気づいたら海上保安学校のそばまで来ていて「あれ、もうこんなとこまで来てるじゃん」とビックリ。
最後の回航点でレスキュー艇のPWCを見たときに何だかホッコリした心持になって、笑顔で手を振って声援に応えてしまいました。ここからラストスパートをしよう、とは思わず、もう終わっちゃうのかと寂しい気持ちになり、少しスローダウン。余韻を味わいながらゴールしました。
こんなに気持ちが切れない、終始パドルを握る手の力が落ちず、一定のペースで漕ぎ切った20kmはこれまでなかったんじゃないかな。これは今回初めてロングレース的なイベントに参加した若手有望の相馬選手も同じことを言っていました。
途中で感じたあの不思議な空間を漕いでいる感慨は何だったんだろう。
漕いでいて弱気になったり強い疲労を感じたりしないで終始気持ちよく漕ぎ切れたのには、この1か月やってきた練習が成果を見せたのかも知れないし、舞鶴湾という海域が何か特別な雰囲気を感じさせてくれたのかも知れないし。後で心拍の記録を見たら結構高めの平均値でしたが、そんなに辛かった記憶はありません。

どちらにしてもロングパドルを続けて来て初めての経験をさせてもらいました。

素晴らしいおもてなし


記録会と同時開催で、ちびっこサーフスキー体験イベントも行われていました。ここにうちの事務所からFenn BONITOを2艇貸し出しました。子供たちがサーフスキーに乗ってどんな表情を見せているのか、とても興味がありました。ゴールしたらまだみんあスキーを漕いでいたので少し一緒に漕ぐことが出来ました。みんなびっくりするほど上手でした。このイベントについては別に書けたらいいなぁと思っています。多摩川でもこういうイベントをやってみたいなぁ・

 

全員がゴールしたあとは、各自艇などの片づけをしたあとにフェアウェルパーティーが催されました。
これがまた凄くって。

物凄く手間の掛かったメニューの数々がテーブル狭しとズラリと並んでいました。このパーティーのおもてなし料理も、これまで経験した中で1番心温まるものでした。初めてのイベントだからこそ、手作り感が強いのでしょうが、そのレベルが凄く高くて感動しました。あんなに手の込んだ美味しい料理の数々。下ごしらえにもかなり時間を割いてくださったそうです。圧倒されました。どの料理も飛び切り美味しかったです。ほんとうにありがとうございます!

記録証をもらいました。

こうやって協賛バナー板の前で記念撮影なんて、なんか優秀な選手ぽく見えます。実際はただの愛好家ですけどねーww

これも洒落た計らいですよね。
参加賞で選手全員にブランド米をもらえたんですよ。すごくないですか? 

イクラのお握りを食べたときにとても美味しくって、カレーのご飯もこの「だるま米」だったので美味しくて4杯食べてしまいました。
きっとこの袋を食べつくしたら通販で注文してしまうでしょう。

来年は仲間をたくさん連れていきたい


往路で予想外の道間違いをやらかしたせいで往復18時間強のドライブとなってしまいました。
でも、ここまで書き連ねてきたことを読んで頂いて伝わったと思いますが、とても充実した遠征でした。
来年も山本くんをそそのかして(笑)、絶対に開催してもらいたいです。その暁には、関東圏からもっともっと仲間を引き連れて参戦しますので、どうぞよろしく!