一昨日の定休日、久しぶりに伊豆にサーフスキーを漕ぎに行きました。
奄美大島から愛艇Ayahavela SSRがリニューアルして戻ってきたので、
さっそく連れて行きました。
北北東の風、12m/sだったので川奈いるか浜から熱川海岸を目指しました。
出発してしばらくは風とうねりに向き合って漕ぐ時間帯でした。
うねりが大きくてかつ入り組んでいたことで、
川奈湾の沖に設置してあった定置網に接近するまで気づけなくて、
ラダー(舵)を定置網のワイヤーにひっかけてしまいました。
ここでラダー(舵)の向きが、あるべき向きからずれてしまって、
それ以降、漕ぎ進むと舵の効きが良くなくなりました。
具体的にいうとまっすぐに舵を向けるように、足元のペダルを操作すると、
右のほうに進むように舵が切れてしまうようにずれてしまったんです。
ですので左に曲がるように、左のペダルを踏んでいないと、
まっすぐに進まないようになったわけです。
風が結構強く吹いていて、うねりが大きめで強かったので、
漕いでいるとサーフスキーは波に乗ってしまいます。
僕はうねりに載った状態で、
調整がずれてしまった舵をうまく操作することができずに
漕げば漕ぐほど、どんどん岸のほうに向かってしまいました。
その都度、沖に向かい直して、また舟が岸に向いてしまい岸に近づく。
また舵のペダルを思いっきり踏みながら沖に向かう、また岸に向く。
これの繰り返しでした。
うまくいかないストレスがそのうち不安心に変わり、
不安な状態で漕ぐのでどんどん疲れてきて、前に進もうという意欲も弱まって、
という悪循環になりました。
こんな状態では熱川海岸までとてもとても辿りつけないと思い、
途中の富戸で中断することにしました。
こういうときのことを考えて途中で上陸できる場所をしっかり調べてあります。
そして上陸したあと、どのように行動したら安全に片付けられるかも事前に考えてあります。
今回は富戸港の北側にあるダイビング用のスロープから上陸しました。

このあとは舟を邪魔にならない場所に移動して置きました。
ここから15分歩いて伊豆急富戸駅に行き
川奈駅で下車。
徒歩10分で川奈いるか浜公園に停めてある車をピックアップして富戸へ向かいました。
予定では熱川海岸まで漕ぎ、
熱川ライフセービングクラブのクラブハウスで着替えをして、
伊豆急で川奈駅に向かうつもりでした。
そのパターンは前に何度かやっています。
今回初めて途中上陸をしたので濡れた格好で移動する時間が1時間弱あって、
この季節ではちょっと寒くて厳しかったです。
暖かい缶コーヒーを3本も飲んでしまいました(笑)
サーフスキーやカヤックで片道コースを漕ぐときは、
舟と自分自身を車で運搬してくれるパートナーがいてくれるのがベターです。
でもこのように海から上がって、
徒歩で行ける距離に交通機関が利用できる場合は、
ひとりでも段取りをよく考えれば実行できます。
奄美大島在住の友人の白畑瞬くんがバスを利用していることを参考にさせてもらいました。
でもアクシデントにどう対応するか・できるか、
自問自答すること、決断すること、
とても難しいけど、とても重要なことです。
うっかりすれば大ごとになってしまいますから。
自然相手のことなので、考えて考えて、慢心や過信は禁物です。
これまで痛い目に何度も遭ってきました。
だからこそ慢心過信は排除しているつもりです。
それでもまた今回もとても勉強になりました。
うまく対処しながら熱川海岸まで漕ぎ進めなかった
自分の能力のなさにがっかりしたのは置いておいて、
中断する判断をできたこと、
事前に考えていた通り片付け・撤収ができたのは良かったことだと思います。
何度もこの海域をサーフスキーで漕ぎ進んできましたが、
その都度その都度違う顔をしていて、時には怖い顔で怒鳴りつけられます。
今回のようにちょっとしたトラブルが判断ミスで
積もり積もって取り返しきかない状況になったとき、
自然の中では人間なんて無力、それ以下です。
雪山でスキーヤーやスノーボーダーが遭難したというニュースを度々目にします。
山も海も、自然は人間ごときが制圧できるようなものではありません。
慢心過信を排除して自分をしっかり見つめて行動したいものですね。
僕はというと、
まずは体調をもっと整えて、また来週伊豆に漕ぎに行こうと考えています。

